遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます
今年もこの駄ブログと、⇒「つぶやきぶひこ」(別館ブログ)
どうぞよろしくお願いします。

年末はずっとばたばたしておりまして 
⇒ コチラにも書きましたが 心身ともにぐったりでした。

どれだけぐったりだったかというと、
快便女王であるわたしが便秘になったこと、←大事件。
知恵子に「あんた目の下、クマすごいよ」と指摘されるくらいヤバかったことです。
もうね、スキンケアなんか出来なかったよ。
疲れちゃって、常に眠いし、だるいし、キツかったです。

子育てって本当に肉体労働だと思った。
1週間の子育てでこんなに疲れるのに、世の中のお母さんたちって
あれが何年も続くんだよ。どんだけすごいの? 
偉大過ぎて本気で尊敬する。わたしマジ無理だわ(笑) 

そして知恵子、産んでくれて、おむつ取り替えてくれて、育ててくれてありがとう!!

子育てで疲れ切ったわたし、それを口実に、
今年は元旦の旦那実家訪問も、
2日恒例の旦那の本家の宴会も、全部出席免除してもらえた~!
ニヤリ。 ←よかったね

クリスマスイブにぶひおと一緒にご飯を食べに行って、
さーて2軒目行っちゃう?どーする?・・・なんてプラプラしてたら
ぶひお実家から電話がありまして、妹ちゃんの病気の連絡を受けたのです。

もうすっかりクリスマスどころではなくなってしまい、
そのままの足でぶひおの実家へ行くことに。
二人とも酒を呑んでしまってたので、車で行くことが出来ずに
地下鉄とタクシー乗り継いで行ってきました。 ←ぶひおの実家は僻地

あれから色々と詳しく聞いた結果、最初聞いた話と違ってて。

ぶひおの両親が東京で主治医から話を詳しく聞いてきた結果、
結論から言うと、妹ちゃんは子宮外妊娠はしておらず
そして子宮癌ではなくて、繊毛癌という癌だったんです。

癌が発見される2週間前に、妹ちゃんはクリニックで定期健診をして
そのときには癌はなかったというのですが
その後出血があり、生理も遅れてたので妊娠かと思って再度クリニックに行ったら
子宮外妊娠だと告げられたんだそうです。

その際、大学病院を紹介され、そこで検査をしてるうちに
それが繊毛癌という癌だということがわかりました。

つまり、子宮外妊娠ではなくて、繊毛癌だったんです。
え?何これ?診断間違ったってこと?
ってゆうか、2週間前の癌検診ではなかったものが、2週間で癌になったってこと?
そんなことある?
出血するほど癌が進行しちゃったんじゃないの?

わたし的には、検診のときにヤブ医者が見落としたんじゃないかと思ってます。
でも医療裁判は勝てないのはわかってるので、納得するしかないのです。

そして大学病院で抗がん剤治療を始めることになったのですが
繊毛癌というのは、帝王切開の後処理?が悪いと出来るのが多いんだそうです。
妹ちゃんは帝王切開で出産したのですが
この癌は、帝王切開した人じゃないとかからない、という話です。

しかし場所が悪く、手術で取り除ける場所でもなく、大出血を起こすため
この癌は、抗がん剤でしか治療できないんだそうです。
しかも肺にも小さな影が1つある、ということ・・・・。
なので繊毛癌と肺、両方とも抗がん剤でやっつける、という話でした。

最初2センチだった癌は、あっという間に7センチに育ってしまい
1日経つと異常なまでに腫瘍マーカーの数値が上がったそうです。
なので緊急で抗がん剤治療を始めることになってしまいました。

5日投薬し、2日休止、というのを1ヶ月続けるんだそうですが
最初の5日で、妹ちゃんは壮絶な吐き気と戦いつつ、数値を37万から10万まで下げました。
抗がん剤治療のつらさは、わたしは話でしか聞いたことがないので
想像でしかわからないのですが、食事は全く摂れず、1日中吐き気と戦い
そして1日中ベッドから起き上がることも出来ないんだそうです。

5日間で27万も数値が下がるのはかなり効いてる証拠、って話ではありますが
それでも普通の人は0の数値が、妹ちゃんは残り10万です。
治療には1年くらいかかる気がしますが、頑張って克服してほしい。
だって妹ちゃんには、1歳の可愛い息子ちゃんがいるんだから。

ぶひおが以前、龍馬伝にすっかり感化されて
「龍馬のように太く短く生きたい」と人生ナメた発言をしたときに、
「お兄ちゃん、それは今、子供がいないから言える言葉だよ。
 親になったらね、細く長く生きたい、って思うようになるから」
と妹ちゃんに言われてたのを思い出しました。

わたしも今回、息子ちゃんをたった1週間面倒見ただけでも
親ってのは子供のために健康で長生きしなくちゃいけないんだ。と思いました。
この1歳の小さな子は、親がいないと何も出来ないのです。
わたしは親ではないけれど、息子ちゃんはわたしがいないと何も出来ず
偽ママであるわたしが居ないとダメだったんですよね。

子育ては想像以上に大変で、知恵子は前半仕事で夜まで居なかったので
ほぼ1日中、わたしとぶひおで面倒見てました。

ミルク、離乳食、昼寝、寝かしつけ、夜中の夜泣き、お風呂、おむつ交換。
子供はすぐに汗をかくので、1日何度も着替えさせないとダメで
離乳食も作り、ミルクも用意し、本当に大変でした。

夜中、わたしが爆睡しててもおかまいなしに夜泣きするのが子供なので
半分脳みそ朦朧としつつわたしも夜中にミルク作ったりしてたのですが
そりゃわたしも寝ぼけてミルクの分量間違えるよね(笑)
きっとあのミルク、さぞかし濃かっただろうなあ・・・申し訳ない(笑)

ぶひおがトイレに行くと後追いしてギャン泣きなので
ぶひおはトイレに一緒に入ってました(笑)
わたしも洗濯物干しに行くと息子ちゃんがギャん泣きなので
ぶひおに見てもらって、そのスキに。って感じで。

寝るときはわたしとぶひおが両方から添い寝してないと泣いて寝ないので
二人とも白目むきながら添い寝してましたよ(笑)

ご飯も二人同時には食べられず、目が離せないので見てなくちゃいけないので
片方ずつ手早くかっ込む、って感じで食べてましたよ・・・。
ご飯の味なんかほとんど覚えてないわ(笑)
お昼寝や、夜寝たあとじゃないと何も出来ない状態でした。

ブログを実家で更新しようと思って、画像などをUSBメモリに入れて持参したのに
PCなんか全く触れませんでした(笑)そんなヒマないんだわ!

でも妹ちゃんが戦ってるので、わたしたちも子育て必死でした。

あげくに両親が飛行機でこちらに帰ってくるとき、千歳空港が濃霧のために
飛行機が着陸できず、1度函館空港で給油して、羽田に戻るかも、って話になったときには
正直、わたし空港で絶望しました(笑)
ま、結果としては上空で1時間ほど旋回したあと、なんとか着陸したんですけど
空港で乳飲み子抱えて3時間半待ったので、わたしは白目でした。

でも1番可哀相なのは5時間飛行機乗ってた両親なんですけどね・・・。
お義父さんはもう2度と飛行機乗りたくない、って言ってました(苦笑)

実家で息子ちゃんをたぶん1年近く預かることになると思うのですが
わたしもたまに手伝いに行こうと思います。

早く妹ちゃんが元気になって、息子ちゃんと再会できるのを祈ってます。