ぶひ日記

お嬢と、おいしーものと、コスメと、猫をこよなく愛する 三十路ーズ日記。 ※宣伝コメントは削除します。

2008年04月

発作。

今朝、爺が発作を起こしました。

尿毒症になりかけのときの、よくある発作だと。

ぷには、正直、今、やっと生きてる状態です。
いつ亡くなってもおかしくないくらい弱っています。


頑張れ、頑張れ、ってぶひおと励ましてるけど、
発作のあとは、「もう頑張らなくていいよ、ラクにしな」と
なんだかアベコベなことを言ったりしてしまいます。


もうロクに歩けないので、ずっとぐったり寝ている状態です・・・。




昨日、病院で皮下点滴をしてきたのですが
ご飯を食べてくれないのと、栄養が足りてなくて
ステロイドを少し使うことにしました。

これを打つと、食欲がちょっと出たりするそうです。


でも帰ってきてしばらくしても、あんまり食欲が出ることはなく、
お皿に入れたご飯(市販のおいしいやつ)も、ぺろっとするくらいで
全く食べてくれません。


幸い、吐くことはなくなってたので (薬なのか、爺が慣れたのか不明)
強制給餌でご飯を少しだけあげました。


とにかくご飯を食べてくれないことには話にならないし
点滴で一応ビタミンなどは補充していますが、
ぶひこもできれば強制給餌はしたくないので爺に頑張って欲しいと思います。



大きな注射器でご飯を無理やり口に入れ、飲み込ませる・・・・


健康だった爺からは想像できない姿で、
あんなに食い意地のはっていた、グルメな爺だとは思えない姿で
毎回泣きながら給餌しています。

泣いても仕方ないとわかってるけど涙は止まる気配がありません・・・・。



そして夜22時、ぶひおが空港に到着したので迎えに行きました。

爺はぶひおが帰ってくるのを頑張って待っているような気がします。

普通だったら亡くなっててもおかしくないくらいの弱りようで
生きてられること自体が不思議な状態でしたが

あの数値でここまで頑張ってるのを見ると、
絶対ぶひおが帰ってくるのをわかってて待ってた気がします。




先生が「ぷーが苦しまないでいてくれてるのが一番の救いだ」と言ってくれた通り、

爺は腎不全にありがちな嘔吐を繰り返したりはせず、穏やかに寝てるだけなので
この穏やかな状態で、苦しまないでいてほしいと思います。



昨夜、ぶひおと車の中から、大きな流れ星を見ました。

あっという間に流れたのですが、グリーンかかったとても大きな流れ星で
普通に運転してるぶひおでさえ、「あっ!」と気づいたほどでした。

あんな大きな、はっきりした流れ星を見たのは初めてだったので
「きっと爺にいいことあるね」と二人でお話しました。




夜は和室で2人と1匹で、並んで寝ました。

ぶひおとぶひこの真ん中に、爺を挟んで寝ました。


ぶひおは久しぶりに会った爺を見て、

「・・・お前が ’もう覚悟できた’ と言ってた理由がわかった」と、
爺の背骨の浮き出たごつごつの背中をなでていました。

涙が止まらないぶひこの頭をなでながらも、
「ぶひこが泣いたらぷにが心配するから、泣くな」と言ってくれました。




ところが朝方5時。


バタンバタン、ガリガリというおかしな大きな音で、
ぶひおと飛び起きました。


真ん中にいたはずの爺がいなく、あわててリビングを見ると爺がいません。


びっくりして洗面所を見ると、けいれんしてる爺がいました。


床に倒れ、おしっこを漏らしながら、大きくけいれんしている姿を見て、
かなり取り乱してしまい、

「ぷに!!!!!!!」と何度も叫びながらあわてて抱き上げ、
空を見つめてけいれんし続ける爺を、半狂乱で泣きながら、さすり続けました。

ぶひおがあわてて着替え、車の用意をしてくれたのですが

1分くらいすると発作が落ち着き、見ると呼吸も落ち着いたので
爺を布団まで連れていって、横にならせました。

ヨダレが流れ、舌がちょびっと出てたのですが、
ヨダレはふいてあげたらすぐ止まり、
舌もすぐにしまってくれて、目の焦点も合ってたので、ちょっと安心。


泣きながら爺をなでるぶひこの横で、大泣きするぶひお。
帰ってきて初めてぶひおが泣いていました。

何度も何度も爺の名前を呼びながら、泣いていました。

ぶひおもずっと我慢してたんだと思います。
二人で泣きながら爺を見守りました。




そのまま様子を見ていたら、爺も落ち着いて、すやすやと寝てたので
呼吸も苦しくなさそうだし、だるそうだけどいつも通りだったので
病院が始まる時間まで様子を見ることにしました。


病院では、先生が 「ぷー、頑張ったね」と褒めてくれ、
「そうか・・・発作出ちゃったか・・・・」とちょっと切なそうでした。

とりあえず様子を見て、あんまり頻繁にけいれんが出るようだったら
抗けいれん剤を使おうという話になり、

あとステロイドで発作をおこした可能性も無きにしも非ずなので
一度ちょっと止めてみましょうということになりました。

先生、今日先生に診てもらえてよかった、と話すと
「次にまた病院に僕が来るまでまたぷーには頑張ってもらおう!ね!」と
優しい言葉をかけてくれました。

血液検査をした方がいいのでしょうか?と聞いてみたら

「うーん・・・してもいいけど、数値が悪いのはわかりきってるし、
 貧血だけの検査でいいと思うよ。」 と言ってくれたので

貧血の検査をしたところ、かなり貧血状態だったので
以前投与した薬をまた使うことに。 
ただ、耐性が出来る薬なので、期間をあけながら慎重に投与します。




とりあえず連れて帰ってきて、また夕方3時。

洗面所によろよろと歩いていった爺が、またがくっと転んだと思うと
いきなり発作。

今度はいきおいよく倒れたあげく、水とよだれを吐きながら激しくけいれん。

おしっこもかなりの勢いで漏らしてしまいました。


けいれんのときは、暗くして、声をかけたりせず、抱き上げたりせず、
落ち着くまで様子を見守るようにするといわれたので、
今度はこちらも比較的落ち着いて様子を見ていられたのですが

それでもこんな爺を見て正気でいられるはずもなく、
2回目ではありますが、もうただただ大泣きしながら見るのみ。

このまま心臓が止まって、呼吸も止まってしまうんじゃないかと
怖くなるくらいけいれんするので、気が気じゃなかったです。


少しずつ呼吸がゆっくりに落ち着いてきたので
ゆっくり背中をさすってあげながら、ただただ、「生きて!」と願うのみ。

お願い、爺の心臓が止まらないで、息をし続けて、と祈りました。


落ち着いたのですぐに病院へ電話。

先生が出て、「大丈夫?」と優しい言葉をくれて、我慢してたけど思わず涙。

前回の発作から10時間・・・・
この発作が回数が頻繁に起こるようになり、2時間とか1時間おきになるようだったら
抗けいれん剤を使わないといけないと言われました。

けいれんは、爺の体力が消耗するので出来るだけ抑えなくてはいけません。

様子を見てみて、回数が増えるようだったら、すぐに連れてきてね。
もし何かあったらいつでも電話してね。

・・・と先生に言われ
涙でちゃんとしゃべれなかったけど、お礼を言って電話を切りました。



今は20時。 爺の発作はまだ起きてませんが
爺が洗面所に行くたびに、発作を起こすんじゃないかと怖くてびくびくします。


正直、こんなに苦しんでるのを見ると、とてもつらくて
24時間泣きっぱなしです。

こんな苦しむくらいなら、ラクになってほしいと思わずにはいられません。

あきらめじゃないですよ。
あきらめじゃなく、こんな小さな体で苦しんでるのを見るのが本当につらい。

でも死んでほしくない。

自分でもどうしていいかわかりません。
ぶひおが今家にいてくれてるのが救いです。

もしかしたら爺はぶひおが家にいるGW期間に逝ってしまうかもしれません。

けど、それはきっと、ぶひこが一人ぼっちで見送ることがないように
爺がそうしてくれるんじゃないかと思うんです。

ぶひこも、ぶひおが居てくれないと、爺の最期を一人で看取る自信がないです。



爺、長寿猫の表彰までもうちょっとだよ!
あんたの生きてた証がほしいよ。 だから頑張れ!!
もう頑張ってるけど、もっと頑張れ!! 



みなさん、いつも温かい言葉や、励まし、メールなどありがとうございます。
なかなかお返事できないけど、ちゃんと全部読んでます。
お返事できるまでもう少し待っててね。

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エリザベスカラーをつけられ、明らかに怒ってる爺
ごめんね、でもこの日退院できました。
カラーをつけるとひときわ目立つ、丸い顔・・・・・・・。

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布団でぐっすり眠る爺。 おうちが一番なんだよね。

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枕(ひつじのぬいぐるみ)を使いこなす爺(笑) しかも得意げ。


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かなりお気に入り。そしてぐーぐー。


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ベルギーチョコまん。

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具合悪いけど、頑張ってます。


爺、ずっとそばにいるからね。 

残された時間。

人間って、失いそうになって初めて、大事なものに気づくんですよね。

もっともっと早く気づいていれば、こんなことにならなかったのに。
小さなサインを見逃し続けた自分を責めてしまいます。

お留守番出来てえらいね?。なんて褒めてた自分がいやになります。

お留守番なんかしたくないよね。
ごめんね爺。 ぶひこが無理やりお留守番させてたんだもんね。





爺が退院してきました。


といっても、嬉しい退院ではなく、強制退院です。
もう、入院してもこれ以上、好転が見込めないので、
残る時間を少しでもストレスフリーにすごせるよう、自宅療養になっただけ。


BUNの数値は、入院時260でしたが、結局最終的には200前後で
下がり止まってしまいました。

数日様子を見てましたが、結局190以下に落ちることはなく、
どんどん元気がなくなっていく爺を見るのがつらくて、

先生にも、「これ以上は可哀相なのでおうちに帰してあげましょう」という
判断をもらったので、帰宅となりました。



初日はなんとかしぶしぶ食べてた腎臓用のご飯も、
だんだん食べなくなってきてしまい、
最終的には注射器で強制的に与えることになってたようです。

最後には、市販の普通のおいしいご飯を与えても、
ちょっとなめるだけで、ほとんど食べずに終わってしまいました。



そんな状態で入院させてるのも可哀相だし、
静脈点滴してるわりには下がり方が悪かったので
正直がっかり&ショックでした。

そして、爺の腎臓が本当にもう末期だということもわかりました。

爺の腎臓は今日までいっぱい頑張ったので、
もうあとは残る時間をゆっくりおうちですごしてほしいです。


余命としては、なんせ数値が数値なので、いつ亡くなってもおかしくないし、
ある日突然心臓が止まってしまう可能性も十分あるし、
おしっこも今はなんとか出てるけど、出なくなって無尿症から尿毒症に
なってしまう可能性は極めて高い状態です。

先生に勇気を出して聞いてみたら、

爺が頑張って頑張って頑張ってくれれば、1ヶ月。
でも下手したら1週間もつかどうか・・・・ってところでした。



目の前が真っ暗になるってこういうことを言うんですね。


倒れそうでした。


なんていうか、覚悟はしてたけど、はっきり数字が出るとショックですね。
1週間なんて。 短すぎます。
明日からGWで10日ほど仕事が休みなので、それが救いです。

とりあえず今はおしっこも出てますが、
昨夜はやっぱりトイレまで間に合わなくて、また粗相をしてしまいました。

ふき取ると、まるで水のようなおしっこで、黄色くないんです。
ニオイもないし、腎臓機能の低下具合にまた涙でした。



爺は、もう今まで十分すぎるほど頑張ってました。
なので、これ以上頑張れって言いたくないんですけど、

でも、頑張ってほしい。 飼い主のエゴかもしれないけど頑張ってほしい。

爺がいなくなる生活が想像できないんです。





明日はぶひおが帰ってきます。
もしかして、爺は、ぶひおが帰ってくるのを待ってるのかもしれません。

1日から来る友達たちのことも待ってる気がします。





昨日、お母さんたちが爺に会いに札幌に来てくれました。

もしかしたら最期かもしれないから、会ってあげて。とぶひこが誘いました。

爺は、お母さんを見て、嬉しそうにスリスリ甘えたあと、
ずっとお母さんのヒザで、ごろごろ言って寝ていました。

爺はお母さん大好きだもんね。

あっ、お父さんのことはスルーでした(笑) 爺・・・・冷たい・・・・(笑)





先生が、9月の動物愛護習慣に、爺を「長寿猫」として推薦してくれるって。
だから、爺、9月まで頑張れ!!
先生も、「ぷにちゃん頑張ろうね!」って言ってくれたよ。

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ひさしぶりに帰ってきて、枕と布団を完璧に使いこなす18歳。


退院したとき、爺はキャリーの中からぶひこを見つけて、
「にゃあ?!」って嬉しそうに鳴いてくれました。

そのあと、キャリーをあけろ!と催促し、
動物看護師さんが扉を開けてくれたら、飛び出してきて、
ぶひこにしがみつき、これ以上ないってくらいスリスリして、
抱っこをせがみました。

待合室で大泣きしちゃいましたよ(苦笑)





みなさんいつも温かい言葉と、励ましを本当にありがとうございます。

お返事が遅れがちでごめんなさい。
でも全部読んでます。 みなさんの励ましでPCの前で泣いてます。

本当に本当にありがとうございます。

おかえり

おかえり。爺。

一緒に寝るのひさしぶりだね。

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痩せても顔はまん丸だね(笑)

あと何回一緒に寝れるかな? 
1回でも多く、一緒に寝ようね。
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